阿佐ヶ谷 ギャラリー

阿佐ヶ谷美術専門学校

『 ほっこり 。』 
阿佐ヶ谷美術専門学校3年 絵画作品展の模様です。



       阿佐ヶ谷美術専門学校 作品展「ほっこり。」



  


    画について学ぶことのなかには、絵画を描く技術、これは単に「視えるもの」を
   模像のように映しとるだけの技術の絵画だけでなく、絵画として絵画を描く技術、そ
   れは絵画という二次元の世界についての空間や構造について描きつつ考えるというこ
   とであり、それはむしろ“絵画について考える”という思想の問題でもあると思える。

石田知佳「とある生物の涙」






石田知佳 Chika Ishida
「リトル」
「寂れたキャンディ」
「とある生物の涙」



   それは、絵画を通して人間や社会や現在について考えることであり、絵画を通すとは
   頭脳だけでなく身体も考えることに関係するということである。

岡村千裕「心の鏡」








           岡村千裕 Chihiro okamura
                   「心の鏡」



    近年は色々なことがあり、昨年の東日本大震災やヨーロッパの金融危機など、殺伐
   とした話題に事欠かないし、国家や社会が壊れそうなイメージが蔓延している。
   「ほっこり。」というタイトルはこのような時代に対する逆説的に命名したものであ
   るだろう。若者のなかでも、どこかでゆったりした良き時代への渇望とでも言えるも
   のではないだろうか。


片寄愛「まだわからない」







片寄愛 Ai Katayose
「まだわからない」
「ずれつつある」



   そして現代社会はハイテクノロジーの情報化の時代に変貌してしまった。
   インターネットの呼びかけに集まった人々のパワーで政権が崩壊する時代である。


鴻野雄平「Winter FACE」








            鴻野雄平 Yuuhei Kouno
                「Winter FACE」
                 「the classic」


    人々はインターネットを使ってお互いのコミュニケーションを成立させている。
   絵画というメディアからインターネットにメディアが変われば、感覚も異なった形態
   になるだろう。当然、感覚は時代に呼応し、発達することはまちがいない。
   これだけ情報機器が発達すれば、情報を受容する感覚は以前の感覚とはまるで異なっ
   たものになっているだろう。

志賀秀勝「オレンジに黄緑。小さな絵画。」







志賀秀勝 Hidekatu Shiga
「オレンジに黄緑。小さな絵画。」
「黄にオレンジ、白の表面。小さな絵画。」



    しかし、この時代に絵画をあえて描くことは、単純に感覚を先鋭化するためにだけ
   ではないのは明白である。
    

    人間は生理的過程の受容以外に精神的過程の了解の領域も有している。絵画を描く
   ことは、絵画という目的でもあるが、ある意味、了解の過程を有する人間の精神の学
   ともいえる。それは自己と社会の有り様、その空間と時間の距離感、人間の意識や無
   意識の関係、人間の生や死の問題等と関係してくる。


藤本彩夏「光と金属Ⅳ」







            藤本彩夏 Ayaka Fujimoto
                 「光と金属Ⅲ」
                 「光と金属Ⅳ」



   すると必然的に「なぜ私は絵を描いているのだろう」という疑問に誰しも遭遇する。
   そこに関係する単純な概念は「私」と「時間」と「空間」等である。このような概念
   から、あるいは、その概念を目指して、絵画に「官能や熱情や憂愁や喜びや生命感、
   そして、脆さ」等のめくるめくような時間と空間の構造を作品として表現するのである。


松田陽介「みーちゃん」







松田陽介 Yousuke Matsuda
「みーちゃん」
「無題」



    この「ほっこり。」の展覧会は小品展だあるが、これから始まるBank ART(横浜)
   での卒業制作展の前哨戦とも言える。そのような意味では、タイムリーに今回の展覧
   会を企画していただいたオノマトペさんに感謝いたします。

    ご高覧いただいた方々には、これから社会へ出て行く学生達への忌憚のない意見なり、
   批評なりをよろしくお願い致します。



     「ほっこり。」 阿佐ヶ谷美術専門学校 絵画表現科三年生小品展によせて

                    阿佐ヶ谷美術専門学校 絵画表現科科長
                                中村 功






2012年1月28日(土)〜2月5日(日)  『 ほっこり 。』 
阿佐ヶ谷美術専門学校3年 絵画展

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    『 ほっこり 』

     阿佐ヶ谷美術専門学校3年 絵画展


      ■ 12:00 - 19:00 (最終日 17:00まで)
        会期中全日開廊


        石田知佳 岡村千尋 片寄愛 鴻野雄平
        志賀秀勝 藤本彩夏 松田陽介



    『ほっこり』DM 告知面


  


2011年 1月18日(火)-30日(日) 「いちについて…」
阿佐ヶ谷美術専門学校 絵画表現科3年生有志展 の模様です。


「いちについて」     「いちについて」

 
   「絵画が絵画であることを認識しつつ絵画する」



 「いちについて」 「いちについて」 「いちについて」


  と言う言葉がある。
  これは絵画を描くには、なぜ絵画を描くのかを考えつつ絵画を制作すると解釈できる。
  2年生までは、与えられた課題をこなすだけであるが、3年生では、テーマを自己に与えて制作
  することになる。必然的に「なぜ私は絵を描いているのだろう」という疑問に遭遇する。
  そこに関係する概念は「私」と「時間」と「空間」等である。このような概念から、あるいは、
  その概念を目指し、「官能や熱情や憂愁や喜びや生命感、そして、脆さ」等のめくるめくような
  時間と空間の構造を表現するのである。 このような絵画を本当に描けるようになりたい、ある
  いは実現する為の、この位置がスタート地点である。

 「いちについて」 「いちについて」 「いちについて」
 



     「いちについて」は小品展ではあるが、1年後にひかえた卒業制作展の前哨戦とも言える。
     大半の学生が外部で発表したことがなく、この展覧会が社会の接点として最初である。
     まさに、「いちについて」である。


        永田悟郎 岩瀬恵太 中西彩
        長沼瞳 岩瀬千鶴 振屋瑛成
        金澤まい子 益子未知 川田真梨也


         ご覧頂いた方々には、これから社会へ出て行く学生達への
         忌憚のない意見なり、批評なりを宜しくお願い致します。


              展示によせて
                阿佐ヶ谷美術専門学校 絵画表現科科長 中村功



                            

2011年 1月18日(火)~1月30日(日)「 いちについて…」  
阿佐ヶ谷美術専門学校 絵画表現科3年生有志展 ―

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   阿佐ヶ谷洋画研究所を前身とする50年の伝統のある
   阿佐ヶ谷美術専門学校生のグループ展。
   9号から25号までの個性あふれる油彩抽象画10数点
   を展示します。


     ■ 12時~18時(最終日 17時迄)
     ■ 月曜休廊

      阿佐美有志展





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